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ビジネス書はどう読めばいいのか?

KACHIELの久保憂希也です。

私はビジネス書の著者でもあり、かつ個人的にはビジネス書が大好きで年に300~400冊を読んでいることから、知人などからはよく、「お勧めのビジネス書を教えて」と言われます。

自身の経営力を向上、スキルアップを目指すならビジネス書を読むことは私にとって必須だと思っていますが、皆さんの中には、同じように思いながらもビジネス書をスキルアップに役立てることができてない人も多いのかな、と感じます。

ビジネス書を役立てられていない人には、大きくは2つのパターンがあるでしょう。

・ビジネス書を読む癖がない・習慣化できない
・ビジネス書を読むがスキルアップに繋がっていない


当たり前のことですが、ビジネス書を読むことは目的ではなく、スキルアップの手段に過ぎません

もう10年以上前になるのですが、知人に紹介されて「速読の会」みたいなところに参加したことがあります。

その会の中には、「最高は1日14冊読んだ」などという人もいたのですが、失礼ながら話してみるとこういう人のビジネスレベルはかなり低いようにしか思えませんでした。
率直に言うなら、デキない・稼げないビジネスパーソンが、ビジネス書を読んだことで安心しているタイプでしょう。

普段からビジネス書を読む習慣がある・ないにかかわらず、そのビジネス書を読む【目的は何か?】を事前に明確にしておく必要があります。

例えば、私がマーケティングの本を読む場合、その目的は「まだ実施していないマーケティング手法を学びたい」「すでに行っているマーケティング手法を改善したい」というもので、本をパラパラと読み進めても知っていること・実践していることばかりであれば、その本を読むことを止めればいいだけです。

つまり、その本を読む目的を明確にしておけば、本から学んだことを【今後にどう生かすのか】という行動に落とし込むことに繋がります。


さて、以上を前提として、私がビジネス書を読む際に気を付けていることを挙げましょう。

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●最初から真剣に読もうと思わない

学生時代の歴史の勉強などを想定していただければわかりやすいのですが、歴史が苦手・デキない人の特徴は、歴史全体の流れを理解していないことです。

縄文時代~弥生時代~奈良時代・・・などと勉強を開始し、平安時代でつまずけば、また縄文時代から勉強しなおすという感じです。

真面目だけど成績が悪い、というタイプにありがちで、頭からガチガチに勉強しないとダメだと思うからこそ全体を理解できないため、結局何も理解できないという悪循環に陥ります。

ビジネス書1冊読むのも同じで、最初の方が面白くなければドンドン飛ばしながら読むべきです。

そして全体を通してみたうえで、その本から学びがあったと思うなら2回目にきちんと読むなど、精読すればいいわけです。

●ビジネス書の本質は一部にしかない

私は著者でもあるので、この点はよくわかるのですが、本を書くというのは、結論が1つであっても、その結論に至るまでの「根拠」「引用」「具体的な事例」「例外」などを書き並べることになります。

これは、ページ数・文字数を増やすこともそうですが、結論(著者が伝えたいこと)だけを書いても何ら説得力がないからです。

大事なのは、このビジネス書で著者が言いたいことにたどり着くことで、私はそれ以外の部分をほぼ読み流しています。

●役立たないと思ったらすぐにやめる

ビジネス書を読み始めて、自分の目的に沿わない、役立たないと思ったのであれば、読むのを止めましょう。

真面目な人ほど最後まで読むことにこだわりがちですが、最後まで読むことが目的ではありません。

そして、その本を止めて類書を読むことにしましょう。
マーケティングでいえば、その本が役立たないのであって他のマーケティングの本は役立つかもしれないわけです。

ビジネス書は1冊1,300~2,000円程度であって、その程度のお金をもったいないと思うから余計にムダになるのであって、役立たない本を読む時間の方がよっぽどもったいないと認識すべきです。


総じていうと、自分が実践すべき内容以外を切り捨てる勇気を持てば、より多くの本からビジネスに生かせる内容を身につけることができます。
ぜひ、上記を念頭にビジネス書を読んでみてください。



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