経営者必見!元国税調査官が教える税務調査のほんとうの知識

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何月決算法人が税務調査に有利か?(後半)

何月決算法人が税務調査に有利か?(後半)

前回の「何月決算法人が税務調査に有利か?(前半)」では、法人の決算月による税務調査の時期と、税務署が実施する税務調査の件数との関係について解説しました。 結論は、「6~1月決算の方が税務調査に入られにくい」わけですが、今回はその理由をさらに掘り下げて検証するとともに、「税務調査は春に受けた方が有利」という事実を解説します。 ■何月決算法人が多いのか?まず、日本では何月決算法人が多いのでしょうか? その偏りについて検証してみましょう。 毎年、国税庁から「決算期別の普通法

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何月決算法人が税務調査に有利か?(前半)

何月決算法人が税務調査に有利か?(前半)

個人事業主の方は、毎年1月から12月末までの、いわゆる「年間」における売上と経費から、所得税の税額を計算することになりますが、法人の場合は、各社ごとに事業年度が変わってきます。 例えば、3月末決算法人であれば、4月1日から3月31日までの売上と経費から、法人税を計算することになるわけです。 ■決算月はなぜ設立の前月なのか?決算日や事業年度は、通常法人を設立した時に決定し、その後特段の不都合でもない限り、変更しないことがほとんどでしょう。 例えば、勤めていた会社を3月に退

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